2017、19年の『キングオブコント』ファイナリスト、ゾフィーの解散を所属事務所「株式会社グレープカンパニー」が発表しました。
事務所によりますと、サイトウナオキさんは事務所を退所し、芸能活動を休止。
上田航平さんは引き続き事務所に所属し、今まで以上に活躍の幅を広げプレイヤー兼作家として活動を続けていくそうです。
ゾフィー 経歴
サイトウナオキさんは居酒屋の社長?
サイトウさんは芸人であり、居酒屋の社長でもあります。
ゾフィーを結成する前は「あずう」というコンビを組んでいましたが解散後、居酒屋チェーンで働いています。
居酒屋では確実に出世していき、最終的には専務取締役にまでなったそうです。
その後2018年からは会社を立ち上げ、居酒屋3軒の営業権を借りて社長に就任しています。
しかしその後新型コロナウイルスの影響で、2店舗が閉店を余儀なくされたそうです。
現在は町田の「魚串やまよこ鮮魚店」と同じく町田の「忍び庵」を経営されているようです。
ゾフィーの解散理由は?
解散理由について上田さんは自身のXで「解散の理由は色々とありますが一生懸命考えて出した結論です。」と語っています。
では色々な理由とは何だったのでしょうか?
1.お笑いに対しての温度差
2021年、ゾフィーにある事件がおきました。
その事件とは、“サイトウが飲み歩いて濃厚接触者になってしまい「キングオブコント」の舞台に出られなかった”というもので、上田は、濃厚接触者になってしまうのは仕方がないものの、「キングオブコント」をひかえた時期に飲み歩いていたという経緯に問題があると指摘し、「ここ(『キングオブコント』)じゃないですか、僕らが勝負できるところって。テレビとか少なくなるのは別にいいんですけど、やっぱり、ここは全力で飛び込むしかないじゃないですか。それを一週間前に飲みにいって無しにするっていうのは、ぜったい無しじゃない?って思う」と、やるせない思いを明かした。
引用元:WEBザテレビジョン
ちなみにサイトウさんは、何があっても次の日には忘れている超ポジティブな性格だそうです。
お笑いに対してストイックでネタも全て作っていた上田さんと、居酒屋経営と二足のわらじを履いて、お笑いをしていたサイトウさん。
お笑いに対して温度差があっても当然かもしれませんね。
2.お互いの進みたい方向が変わってきた。
出典:東映アニメーション
上田さんは作家として活躍する傍ら、2022年6月フジテレビ「芸人アニメ監督」という番組の企画で短編アニメ映画の監督を務めています。
番組内で上田さんは「コントと違ってアニメは無限にやりたいことができるので、“めちゃくちゃアイディアの在庫あります」と語っています。
また、上田さんは知名度が低くてもコントで食っていける芸人を増やすために秋山寛貴さん(ハナコ)、加賀翔さん(かが屋)、林田洋平さん(ザ・マミィ)をメンバーとするコントユニット『コント村』を立ち上げ、「村長」を務めるなど多岐に渡って活躍しています。
活躍の場が広がりゾフィー以外でも、やりたいことがたくさんあるのだと思います。
【追記】実は、解散理由はサイトウさんのお酒、女性関係だった。
11月10日放送のABEMA「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にゾフィーがゲスト出演し解散の真相を語りました。
もともと酒癖が悪いサイトウさんはベロベロになってライブに来たり、収録に来ないこともあったそうですが、上田さんは笑いに変えて何とかやっていたそうです。
サイトウさんは女遊びも酷くスタッフに手を出したことも。
そんな中、サイトウさんの奥さんから、サイトウさんの女性関係についての相談があったそうです。
流石に限界を感じた上田さんは「酒をやめてゾフィー頑張るか、解散して酒飲むか、うする?」と尋ねたところ、サイトウさんは「酒飲みたいです」と答え、解散が決定しました。
サイトウさんは、芸人をやる以上はお酒と女性をモチベーションにするというのを強い信念として持っていると番組で語って笑いに変えていました。
お二人の今後
今後、上田さんはアメリカに進出してコントを書き続ける、サイトウさんは事務所を辞めてフリーのピン芸人としてがんばるそうです。
6日に解散を発表し、8日にはもうすでにアメリカに行っている上田さんの行動力はすごいですね。
おわりに
腹話術のネタ等で人気だったゾフィーが解散するのは残念ですが、新たな道でのご活躍を期待しております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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